進学のプロによる
日本医学柔整鍼灸専門学校を
ヒモトク

鍼灸学科の卒業生がプロデュースする
薬膳カフェ。

未来に必要とされるフィールドで、
自分らしいキャリアをきりひらく。

人々のニーズが多様化する中、今注目されている医療系の仕事がある。それが、柔道整復師と鍼灸師だ。ひと昔前までは「接骨院や鍼灸院など活躍の場が限られている仕事」という印象が強かったものの、現在ではスポーツ、美容、ヘルスケア、医療・福祉など、身につけた技術を活かして様々な分野で活躍する人が増えている。このような未来のキャリアを広げる学びに積極的に取り組んでいるのが日本医学柔整鍼灸専門学校だ。時代のニーズをいち早く取り入れ、これまで「対面授業が当たり前」とされていた授業についてもICT技術を取り入れた授業を展開。人と人とのコミュニケーションを活発にしてモチベーションを向上させる仕組みづくりなど、学生一人ひとりが自分に合った方法で学び、人と協働しながら自身の可能性を拡げられる機会を提供する「個に応じた学びの実現」をコンセプトにあらゆる改革に挑んでいる。日本医専が目指している学びや、これからのキャリアとは何か。さっそくヒモ解いてみよう。

日本医学柔整鍼灸専門学校を知るための3つの視点 日本医学柔整鍼灸専門学校を知るための3つの視点

01

学び
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学び
01

興味・関心のあるゼミを選択。
現場のプロとして即戦力に。

-キャリアを広げる実技ゼミ-

美容業界やスポーツ業界など、目指すフィールドで即戦力として活躍するためには、それぞれの業界に必要な知識やスキルの習得が不可欠となる。そのため、日本医専では医療系専門学校として類のない「ゼミ」を展開している。 柔道整復学科では「ケガゼミ」「トレーナーゼミ」「ボディメイクゼミ」の3つのゼミがあり、鍼灸学科では「美容鍼灸ゼミ」「婦人鍼灸ゼミ」「スポーツ鍼灸ゼミ」「高齢者鍼灸ゼミ」の4つのゼミの中から自分の興味・関心に合わせて選択し、それぞれに特化した実技をより深く身につけることができる。普段の授業で基礎となる技術と知識を習得し、ゼミで応用の技術とノウハウを磨く。この両輪となる学びがあるからこそ、学生一人ひとりの将来の夢や目標を実現し、卒業後すぐに“本物の職業人”としてあらゆる現場で活躍することができるのだ。

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学び
02

2つの国家資格を同時に取得。
キャリアの幅をさらに広げる。

-W資格取得制度-

骨や筋肉などの外傷にアプローチする柔道整復師。内臓や心(メンタル)にアプローチする鍼灸師。この両方の資格を取得すれば、活躍の場がさらに広がる。2年生の濱田隆文さんは、柔道整復学科・昼間部と鍼灸学科・夜間部に通っている。「将来の選択肢を増やすことが目的です。別々に学べば6年かかりますが、W資格なら3年で取得できます。もちろん勉強は大変ですが、空いている午後の時間に予習・復習ができるのでカバーできます」(濱田さん)。柔道整復学科・昼間部2年生の齋藤楓夏さんは、今年4月から鍼灸学科・夜間部の1年生にもなった。「大学を卒業するのと同じ4年間でW資格を取得したいと考えていました。先に柔道整復学科で1年間学べたので、授業の進み方やクラスの雰囲気などを知ることができたのは貴重です。それぞれの学科で覚えることは異なりますが、共通することもあると思うので、学び直すことでしっかりと自分のものにしたいと思います。」(齋藤さん)。二人とも平日はアルバイトもしている。「W資格合格に向けて大事なのは、一日の時間を効率よく使うこと」だと2人とも声をそろえて語ってくれた。

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学び
03

オンライン・対面の良さを
取り入れた
時間と場所に
制約されない学びを。

-「ブレンデッド教育」
多様な授業方式-

アルバイトしながら通う学生、社会人の学生、子育て中の学生など、多様なニーズに応えるために日本医専では対面授業とオンライン授業を組み合わせた「ブレンデッド教育」を導入している。教学支援グループの兼子氏は、その効果についてこのように語る。「時間と場所に制約されないオンライン授業(リアルタイム配信)やオンデマンド学習(録画配信)は学生にとても好評です。 対面授業しかない頃と比べると、忙しい方も自身のペースで知識を深められるようになったのではと思います。一方で、身体をリアルに触る実技科目については860時間もの対面授業を確保していますので、これまでと同様に技術をしっかりと身につけることができます。学生が来校するのは週1~3日程度ですが、『だからこそ対面で会えた日が楽しい』という声も多いですね。さらに、解剖学や東洋医学概論といった難しい科目については録画で繰り返し視聴できるため予習・復習もしやすいです。オンラインの場合、教員による一方通行の授業にならないよう、動画を流したり、学生に問題を解いてもらったり、学生同士がディスカッションする機会を設けるなど、常に集中できるように工夫しています」(兼子氏)。学生のニーズ・習熟度に合わせた多様な授業方式。日本医専の授業は一歩先を進んでいる。

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02

生活
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生活
01

附属の臨床施設と
50以上の実習提携先。
現場で学べるのは
技術だけじゃない。

-豊富な実習施設-

附属臨床施設である「敬心鍼灸院」「美容鍼灸サロンAcure(アキューレ)」「敬心接骨院」「NITTスポーツコンディショニングセンター」をはじめ、治療院・病院・福祉施設など国内50か所以上もの実習先を用意するほど、日本医専では現場実習に力を入れている。それは、現場ならではの雰囲気やルール、プロの技術、お客様や患者さんに応対するための接遇・マナー、時間の使い方、施設における衛生環境の保全、集客のノウハウなど、現場でしか学べないものがたくさんあり、そのどれもが将来活躍するための貴重な体験となるからだ。例えば、有名大学のスポーツチームや日本代表選手なども訪れるスポーツコンディショニングセンターでは、より実践的な技術を習得できる。ほかにも、希望すれば本場アメリカで最先端のトレーナー技術を学ぶことや、中国・上海中医薬大学での研修などに参加することも可能。実習には何度も参加できるので、さまざまな現場を経験することで自分の特性に合った仕事や進路先を見つけられる。

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生活
02

JR高田馬場駅から徒歩5分。
アルバイトも美味しいお店も。

-学生街にあるキャンパス-

都内有数の学生街である高田馬場。池袋、新宿、渋谷といった都心の繁華街にもアクセスしやすく、学生向けに料理を安く提供する飲食店やアルバイト先も豊富にある。柔道整復学科2年生の服部愛さんが街の様子を語ってくれた。「学生街なので、カラオケや居酒屋など学割を使える店舗が多いです。また、エスニック、中華、韓国料理など意外と異国情緒にもあふれています。授業が終わると周辺で友人とご飯を食べたり、カフェに行っています」(服部さん)。W資格で通っている2年生の濱田隆文さんは、高田馬場で一人暮らしをしているそう。「いろいろな店舗があって暮らしやすい街です。僕は筋肉のつき方を自分の体で確認したいと学校近くのスポーツジムに通っていますし、アルバイト先も高田馬場です」(濱田さん)。同じく柔道整復学科2年生の齋藤楓夏さんがよく行く場所は新大久保だという。「K-POPや韓国料理が好きなので新大久保に近いのはうれしいです。私は埼玉県から通っていますが、交通アクセスがよいので通学時間もそんなに気になりません」(齋藤さん)。高田馬場の美味しいお店や穴場ポイントなど、学校の職員に尋ねるといろいろ教えてくれるという。気になる人は、オープンキャンパスで気軽に質問してみよう。

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生活
03

「教える場所」から
「学びを育み、支える場」へ。

-コミュニケーションあふれる
キャンパス-

授業スタイルの進化や学生たちの多様なニーズに応えるため、キャンパス内の施設・設備は次々に刷新されている。対面授業で登校している学生とオンライン授業で参加する学生に対して資料や動画などの情報を瞬時に届けられ、双方向のコミュニケーションを生み出すインタラクティブホワイトボードを全教室に設置。グループワークに適した教室レイアウトにも改修する予定だ。また、新設されたコミュニティスペースは学生の交流のみならず、教職員に気軽に相談しやすいよう工夫されている。ほかにも、快適さを追求してリニューアルした女子トイレ、休憩に使えるベンチの増設、予習・復習や国家試験に向けて勉強に集中できる自習室、空いている時間に教員の立ち合いのもと実技の練習ができる実習室も増設している。「私たちは、学校とは教員が一方的に『教える場』ではなく、『学生の学びたいという意欲を高め、支える場』であると考えています。オンラインを取り入れた授業で誰にとっても学びやすい場を提供しながら、登校時には学生同士や教職員との交流を生み出せる場を増やすことで、コミュニケーションあふれるキャンパスにしています」(岸本副校長)。人と人の交流を増やし、自ら学びたくなる学校へ。これらの施設・設備は学生の“学びたい”を支援するためにある。

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03

将来
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将来
01

「柔道整復師×◯◯」
「鍼灸師×○○」など
これまでにない
仕事とキャリアを。

-幅広いフィールドで活躍する-

確かな技術と自分が興味を持っている「何か」を掛け合わせることで、働くフィールドはますます広がっていく。それを体現しているのが日本医専の卒業生たちだ。 柔道整復学科を卒業した吉田希英さんは、宝塚歌劇団でタカラジェンヌとして活躍。退団後、バレエ講師やジムトレーナーとして活動していたが、さらにスキルアップしたいと日本医専に入学した。「解剖学や東洋医学など多方面の知識を得られたことで、1つの分野に特化するのではなく物事を多角的に見ることができました。現在は、お客様一人ひとりに合わせてリハビリ法を取り入れたメニューを組んだり、生活習慣を変えるアドバイスを行うなどパーソナルトレーナーとして活動しています」。鍼灸学科を卒業した浅倉領子さんは、証券会社に勤務しながら複業で薬膳カフェを開業した。「東洋医学には病気になる前に養生して健康状態を維持する『治末病』という考え方があります。鍼灸と薬膳による東洋医学的なアプローチでみなさんのより良い生活習慣を支えていきたい」。このように柔道整復師も鍼灸師も、分野を広げることでキャリアの選択がさらに増えていくのだ。

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将来
02

モチベーションを
持続させることで
合格率を高める
学び合いの仕組み。

-国家試験対策-

柔道整復師や鍼灸師になるためには国家資格を取得しなければならない。しかし試験は出題範囲が広く、一夜漬けの学習ではなかなか合格できないのも現実だ。そのため日本医専では、1年生から国家試験対策に取り組み、先輩がスチューデントアシスタントを務め、勉強が苦手な学生でも理解度を深められるようフォローしてくれる。さらに、3年生になると本番直前合宿で最後の総仕上げを行うなど万全の体制を整えている。国家試験対策を担当する德江教員はこのように語ってくれた。「合格の一番の秘訣は学習に対するモチベーションを維持すること。一人で勉強するより、クラスメイトとの学び合いによって学習意欲は持続されて合格率も高まります。そこで、1年生の早い段階から2〜3名ずつのグループをつくり、課題に取り組むスタイルを採用しています。さらに、本校では合格率を上げるために学力の低い学生は試験を受けさせないといったことは一切ありません。みんなで合格を目指すことが何よりも重要なのです」。お互いの弱点をお互いにフォローする。誰かに教えることで自身も知識の定着を図る。この学び合いによって、モチベーションが生まれ、クラスの雰囲気も格段に高まるという。それは、医療人として大切な「心」の育成にもつながっている。

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将来
03

従来の職業イメージに固執せず、
世の中のニーズを
先取りしたスタイルを。

-独立開業-

日本医専では、毎年10〜15%の学生が卒業後の独立開業を希望しているという。独立開業ゼミでは、そのような学生を対象した資金調達や物件探し、事業経営書の作成、集客やマネジメントなど経営ノウハウの知識を学ぶことができる。開業を成功するために特に重要なことは何か。岸本副校長に話を聞いた。「現代社会においてヘルスケアやアンチエイジングがキーワードとなっているように、健康を保ちたいというニーズはますます増えるでしょう。大切なのは『柔道整復師や鍼灸師は患者さんを治療するのが仕事』といったイメージに固執しないこと。例えば、柔道整復師の技術を持つトレーナーがゴルフプレイヤーをトレーニングすれば、可動域を広げることで飛距離を伸ばすことができますし、一般のゴルフプレイヤーの中でもそのニーズはとても高いでしょう。卒業生の中にはメンタルケアと美容鍼灸を掛け合わせた『心美鍼灸』をシンガポールに展開している人もいます。すでに世の中は「技術」で稼ぐ時代から「価値」でお金を稼ぐ時代になっています。学生の皆さんにはもっといろんな分野のニーズに目を向け、これまでにない新たな可能性を広げてもらいたいと考えています」。社会が多様化する中で、仕事も働き方ももっと自由に自分らしく。日本医専では、“独立開業”ではなく、自分自身の“スタートアップ”に近いのかもしれない。

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